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鯉幟そよぐ余部橋梁




                 
                              2009.5.23 山陰本線 餘部→鎧 



この日は「あまるべマリン」号を求めて山陰本線へ。

2両編成とはいえ貴重な急行色。2往復運転されるのでまずはかねてから気になっていた佐津〜柴山の俯瞰へ。
国道をいかにかわすかレンズ選択がむずかしい。水平線がかすんでいたため、水平線を入れずにアングルを決めた。
定刻より少し遅れて眼下を通り過ぎていった。

この日は終日晴れの予報(だったような気がする)が外れ、昼過ぎにはうす曇に・・・
とりあえずといった感で午後は餘部へ。
新橋梁の工事もたけなわ。ワーゲンも思ったより伸びてきていた。

あまりやる気も起こらず、午後の下りは遠景で撮影。
その後、橋のたもとの駐車場へ。ちょうど橋梁を見上げる位置に鯉幟があり、アングルもいい感じ。
上りはここで撮影することにした。

いつものように、67とコンデジを三脚にセット。ただ風は気まぐれで鯉幟はあっち行ったりこっち行ったり。
なかなか思うようになびかない。これだけは運しだい。
やがて駅に列車が到着。定刻になるとゆっくり橋を渡っていった。

ところでこのカットはコンデジの画像である。67のファインダーをのぞきながら、コンデジは連射モードで適当にシャッターを押しっぱなしというのが最近の撮影スタイル。あらかじめ予想はついていたが、67の仕上がりは鯉幟にピントがきていなくて、鯉幟のなびき方もいまいち。
コンデジとはいえ秒間3コマも伊達ではない。「余部橋梁」の表記をかわすようになびいている瞬間を写しこんでいた。

余部橋梁もPC橋がほぼ完成。トンネル側の側径間は旋回させるようである。
旧橋の撤去は残念であるが、どのように締結させるか見てみたいものである。